新車を有機溶剤で溶かした。

投稿者: | 2021年10月18日

お客様からのお電話です。

新車購入直後リアガラスのステッカーを自分で剥がそうとして、
ステッカー剥がしと有機溶剤で丁寧にステッカーを剥がしたら、
終わった後にテールランプとボディが白く染みに成って居たので、

ディーラに行き相談した所、
テールランプ交換とフェンダー部位等板金塗装で、
18万円掛かると言われたのですが、
お宅で何とか成りませんか? 
との事。

7-8年前コーティングをお願いした事が在ったので、
何とか方法が無いかとご相談の電話を致しました。

単身赴任で県外に行かれてる方でしたので、
後日宮城に帰って来る時に現車お見せ頂く事となり、

後日ご来店に成られ拝見すると、
テールランプ・リアゲート上部・フェンダー・ドアと
4箇所の損傷が確認出来ました。

今までやった事が無い作業でしたが、
部分的に試してみると、
時間は掛かるが1-2日で出来そうな感じ。

完璧になるかどうかは解りませんが、
部品交換無くほぼ目立たなくする事は可能と、
事実をありのままにお話しましたら、
御予約を頂き後日作業をさせて頂きました。

納車時車を確認頂くと、
仕上がりは完璧で大満足と言って頂けましたので、
ご信頼頂きご依頼を受けた当方も嬉しい限りでした。

ビフォアー写真のみでアフター写真撮り忘れました。


此処だけの話
車を簡単に塗装すれば治ると思って居る方、
物凄く沢山いらっしゃるのですが、
新車の塗膜は150度~200度の高温で、
焼き付け塗装して在りますので、
密着具合と硬度は再塗装と比べますと、
格段に耐久性が高いのです。

普通の板金塗装では、
ブースや遠赤外線や近赤外線のランプ類では、
50度~70度位と温度が低いので、
いくら良い外国製のスタンドっクスやシッケインズ等を使っても、
新車と同じ塗装は不可能なのです。

ましてや東北には高温焼き付けの設備も無く、
高温焼き付けする為にはゴムやプラスチックや配線等、
全て外して裸の状態にするしか不可能なのです。

新車の塗膜が大切だといつもお客様に申し上げているのは、
そういう事が事実として有るのです。

もちろん致し方ない場合も多々有りますが、
フロントフード等はエンジンの熱が下から加わり、
上からは紫外線がバンバン当たる。
一番過酷な状況に置かれて居ります。
ルーフ部位も側面と比べましたら相当過酷な状況です。

自分の車だったらこうして欲しいなと言う考えの基に、
ご予算をお伺いした上で、
お客様には最適な提案を良い塩梅でさせて頂いて居ります。

ありがとうございました。

フリーダムの研磨・板金塗装のページも是非ご覧ください




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